エブリイバンに取り付けたミラーカムプロを本音でレビュー

新車でエブリイを購入したタイミングで、事故映像記録&防犯対策に導入したのがこちら。

ミラーカムPro MRC-PRO1G ミラー型ドライブレコーダー 前中後3カメラ+24時間赤外線常時監視 GPS装備
ネオトーキョー

ミラーカムプロMRC-PRO1Gだ。

こちらはドアミラーに後付し、普段はドアミラーとして使用しつつも運転中にドライブレーコーダーの機能を果たす、流行りのミラー型ドラレコという代物である。

半年間使ったタイミングでレビュー。

ミラーカムプロの良いところ

1.前方カメラが別体式

よくあるミラー型ドラレコは、フロントカメラがミラー本体に付いているタイプが多い。

Changer ドライブレコーダー ミラー型 前後カメラ【12インチ右ハンドル仕様】【のフロントカメラ一体型】【最新版日本音声コントロール】ドライブレコーダー 前後カメラ 32GBカード付属 Sony415 センサー12インチ タッチパネル 1080P FHDフルHD 前170°後150°広角レンズ GPS搭載 超大きフルスクリーン 超鮮明夜間撮影 ドラレコ レコーダー 24時間駐車監視 ループ録画 衝撃録画 非常用電源搭載 防水バックカメラ 高低温度対策 日本語システム 日本語取扱説明書付属 電波干渉無し
Changer

こういった一体式のドラレコは、

  • 車種によって前方が上手く撮影できない
  • サンバイザーに干渉
  • ふとしたタイミングでバックミラーを動かしてしまうと、カメラの画角まで変わってしまう

といったデメリットがある。

対して、
ミラーカムプロの場合はカメラは別体式となっているので、一度設置場所を決めてしまえば、そういった心配をする必要がなく快適だ。

2.夜間も見やすい

夜間、街灯が全く無い道だとさすがに視界は確保できないが、少しの光で通常のミラーとは一線を画する視界を確保できる。

後続のヘッドライトでバックミラーを眩しく照らされた場合でも、ミラーカムプロは液晶で映している事で、影響はなく快適。

3.視野角が通常のドアミラーと比べて圧倒的に広い

視野角はドアミラーの死角をカバーしている。

エブリイの場合、ドアミラーが大きいという事も影響してか、ミラーカムプロのバックミラーと併用することで死角をほとんど無くすことができた。

交差点での右左折時、歩道から爆走してくる自転車を見逃す危険性もグッと減った印象がある。

ミラーカムPro MRC-PRO1G ミラー型ドライブレコーダー 前中後3カメラ+24時間赤外線常時監視 GPS装備
ネオトーキョー

ミラーカムプロの微妙なところ

ここまでべた褒め気味のミラーカムプロだが、気になるところも少し。

1.設置時の配線が多く見た目が悪い

このように、ミラー上部から3本のケーブルが出ている状態となる。

それぞれ、

  • 電源
  • 前カメラ
  • リアカメラ

となっている。

この3本のケーブルをフロントガラスから隠れる程度まで、一束でまとまってくれていればまた随分と印象は変わっただろう。

今後の商品改良に期待したい。

2.ミラーカムプロから見える映像は、実際の距離感とは大きく異る

この距離感の違いは、液晶で背後を映すミラー型ドラレコの宿命ともいえる。

特に気をつけたいのが、
高速などの車線変更時だ。

ミラーカムプロで斜め後方を確認し、十分に距離があるように見えても、実際はすぐ斜め後ろの近距離を走っている場合がある。

進路変更前にドアミラーと目視でしっかりと本当の距離感を修正しよう。

実はこの距離感のギャップを対策するために、画面のズーム機能を備えた他社モデルが発売されている。

しかしこの場合は視野角を犠牲にするため、距離感か視野角どちらかしか選べない。

悩ましいところだ。

3.値段が高い

最後はシンプルだ。

「値段高くね?」

約3万5千円。

ドラレコでは他社の高級モデルの価格帯となる。

他社ではこの価格帯では4Kモデルも多く、単純な性能面では見劣りを感じる。

駐車監視のバッテリー問題

ミラーカムプロには2種類の駐車監視機能が搭載されている。

  1. タイムラプス撮影による常時録画
  2. 衝撃感知による緊急録画

①の常時録画は、1秒あたり1フレーム~5フレームで映像を記録し続ける。

しかし、この常時録画はたとえ一番カクカクの1秒1フレームで録画したとしても、私のエブリイでは数時間でバッテリー保護が働き、機能を停止してしまう。

一日走行し、バッテリーがフル充電されている状態でも6時間が限界だった。

24時間映像を記録したい方は、別途サブバッテリーシステムを構築する必要がある。

そのため、現在は妥協案として②の衝撃感知による緊急録画のみ使用している。

3カメラ使用による駐車監視を活かしきれないのはもどかしいところだ。

電源はグローブボックス裏のヒューズボックスから取り出す

エブリイの場合はグローブボックス裏のヒューズボックスから電源を取り出すのが楽で良い。

黄色のケーブルをラジオor室内灯といった常時電源に接続。
赤色のケーブルをACCに接続しよう。

ちなみに、購入時に付いてくる端子はエブリイ用の低背ではなくミニ平型となるが、そのまま挿して使用することができる。

ミニ平型の状態で半年使ったが、接触不良は一度も起きていない。

低背にカシメ直すのが面倒な人はそのまま挿し込もう。

素人配線だが、エアコンフィルターを避けて配線するようにした。後々のフィルター交換が楽になるだろう。

総括

今回、初めてミラー型ドラレコを導入してみたが、確かに視野角の広さと夜間の見やすさは素晴らしいものだ。

半年も使っていれば距離感の違いは感覚で染み付いている。

特に使用に問題はない。

デメリットを認識し、それを受け入れられれば、このドラレコは運転時の安心を一役も二役も担ってくれるだろう。

後方視界の悪い乗用車や、そもそもバックミラーが使えない幌車には特にオススメしたい。

ミラーカムPro MRC-PRO1G ミラー型ドライブレコーダー 前中後3カメラ+24時間赤外線常時監視 GPS装備
ネオトーキョー

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