Wacom製板タブ『One by Wacom』にステンレス芯を使ってみた

板タブや液タブといったお絵かきツールを使っていて気になるのは替え芯の消費。

替え芯1本あたりの値段はそこまで高くないが、毎日ハードに書くとなると年間を通しての消費量は馬鹿にならない。

そこで今回は、
One by Wacomに付属している標準ペンに社外品のステンレス芯を導入してみた。

One by Wacomは板タブ入門に最適

板タブでお絵かきを始めるならまずはこのOne by Wacomを買ってみるのが良い。
初期費用を限りなく抑えつつ、Wacom製の書き味を味わえる唯一無二の存在だ。

思い切って上位機種を買ってみるのも一興だが、まずはお絵かきを続けられるのかどうか?それを自分で確認するためにも、この板タブでワンクッション挟んでみると良い。

もしお絵かきが続いて上位種or液タブに乗り換えるなら、フリマサイトに流せば良いのだから。

ちなみに、
Sサイズは少し小さすぎるので、Mサイズがオススメ。

板タブで書くことの違和感はすぐに消える

板タブを初めて触ったとき、正直言って書き心地に違和感を感じてしまった。

ペン先ではなくモニターを見て動作を行う事に、アナログとのギャップを強く感じたのだ。

しかし、
この違和感は使っていくうちに程なく解消された。逆に目線が下がらない分、首・背中といった身体の負担が軽いぐらいだ。

こういった人間の順応性は不思議だなぁと感じる瞬間だ。

実際にステンレス芯をWacomペンに装着

実際にステンレス芯(正確にはステンレス玉芯)を装着してみた。

購入したのはこちら。

https://alice-books.com/item/show/1113-2

標準の替え芯と比べて、1本あたりの価格は勿論高いが、ステンレス芯は滅多なことでは削れない。

実際にしばらく使ってみているが、標準芯だともはや何本も変える量を書いても、ステンレス芯は一向に削れる気配がない。

よほど筆圧が高い人でなければ、この芯はほぼ半永久的にもつのではないだろうか。

フィルム無しだと本体に傷はつく可能性が高い

ステンレス芯の耐久性を感じているところだが、一つ問題がある。

それが、
板タブ本体の方に傷がつく可能性があるということだ。

これは放っておくと表面が傷だらけになり、引っ掛かりを感じるようになるかもしれない。

対策が必要だろう。

紙を上に貼り、定期的に取り替えていくのもお勧め

安価で便利な対策を一つご紹介。

それが、板タブに紙を乗せるという方法だ。

板タブに紙を乗せ、四隅をマスキングテープ等で貼り付ければ、使用した紙の材質に応じた書き味が得られる。

通常のコピー用紙や、ケント紙といった紙が人気のようだ。

One by WacomのMサイズであれば、B5サイズがジャストフィット。

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板タブを少し斜めに配置してみよう

現在は板タブに少し傾斜をつけて使用している。

こっちの方が、手の位置が自然な気がしている。板タブを購入した際は試してみてほしい工夫の一つだ。

ちなみに、手前側には滑り止めのゲルマットを使って、板タブがズレないようにもしている。

板タブが斜めになっていないかよく気になる人はこういった物も試してみてはいかがだろうか。

One by Wacom×ステンレス芯で経済的にお絵かきを楽しもう

このOne by Wacomとステンレス芯であれば、一度道具を揃えてしまえば、その後の出費はほとんど気にすること無く使うことが出来る。

デジタルお絵かきを始めるにあたって、なるべく初期費用を抑えて、なおかつランニングコストも抑えたいのであれば、この板タブとステンレス芯の組み合わせに右に出る物はいないだろう。

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