車内で快適ヤフーカーナビやグーグルマップを使いたい。
車内のカーナビ性能に辟易したその日。そう、思ったんだ。
そして購入したのがこちら。
Teclast『M30 Pro』という中華タブレットだ。
価格は19,900円と破格の値段だった。
…ちなみに、
現在はこのタブレットは車載用としての現役は退いてしまった。それまでよく活躍してくれた。今は動画視聴用として娯楽で貢献してくれている。
車載時の写真撮り忘れに付き、ご容赦願う。
Teclast等の中華タブは新機種がどんどん発売される。
最新型は随時チェックしてみてほしい。
Teclast M30 Proの良い点
動作は想像よりも全然快適
販売価格にして約2万円。
なんともまぁビックリな価格設定である。
iPad等のタブレットとは比較にならないぐらいの値段差だ。
しかし、
その格安価格とは裏腹に、動作自体は思いの外快適だった。
グーグルマップも問題なく動くし、その他アプリも普通に動く。
このTeclastは2万という価格を鑑みると、ストレスが無い程度には快適だった。
動画視聴も問題なし
動画も問題なく再生出来る。
アンチグレアフィルムを貼っていないということもあり、発色は上々。
スピーカーは少々心もとないので、AUXやBluetooth等で外部スピーカーを使ったほうが良い。
繰り返しになるが、このタブレットは2万だ。
その価格を考えれば不満など出ようはずもない。
Teclast M30 Pro気になる点
立ち上がりが遅い
操作できるまでに体感1分ぐらいはかかるだろうか。
ipadやiphoneといった高級ラインと比較すると、遅く感じてしまう。
一度完全に起動してしまえば問題ないのだが、何らかの理由で再起動が必要となった時には、かなりヤキモキする。
真夏で車内放置は高熱により電源が落ちる
これはこのタブレットに限らずではあるが、夏場に日の当たる場所で駐車する際は直射日光による車内の温度に注意しよう。
特にナビ等でタブレットを利用していると、フロントガラスにほど近い、車内の前面に配置することになる。
私は何度かこのタブレットを高温による強制終了に見舞わせてしまった。
中華タブレットということもあり、発火等のリスクには注意したい。
ちなみに、エアコンを効かせた運転中であれば、タブレットが熱落ちしてしまう事はない。
ナビが不安定になる
これは東京都内の首都高を走った時に一度発生した。
タブレットのGPSが位置情報をキャッチできなくなり、ナビの現在位置が明後日の方向に表示されてしまった。
このGPSの安定性は、端末によりどの種類の衛星通信を受信できるかで変わってくる。
GPS、GLONASS、BeiDou、Galileoなどなど。
Teclast M30 Proは主要な衛星通信には対応している。
しかし、同タイミングでナビを稼働させていた国内産スマホ(AQUOS)では、位置情報をロストせずに安定していた。
やはり中華タブレットということもあり、仕様の真偽はいささか疑問を呈さなければいけないが、値段を考えれば贅沢は言えないか。
AUX経由で車につなぐとノイズが発生
このタブレットを音楽再生用の端末としても利用していた。
安定性重視から無線ではなく、AUXによる有線接続だ。
しかし、乗っていた車との相性か、アクセルペダルの踏み込み加減で不可解なノイズが発生する事態に。
快適に音楽を聞けない状態が続いていたが、色々調べるうちに解決することが出来た。
それが『グランドループノイズアイソレーター』なるものだ。
これをAUXケーブル間に装着することで、見事にノイズを除去することが出来た。
車載用途以外にも、汎用性は高そうな代物となっている。
10インチサイズは車載タブとしては少し大きい
横画面で配置するとハンドルさばきに干渉しやすく、縦画面だとシフトレバーに干渉しやすかった。
当初は大画面を求めて購入したが、実際は8インチサイズのタブレットで充分だと感じた。
Teclast M30 Proの車内取り付けに使ったマウント
車内での固定にはCDスロットに差し込むタイプのマウントを採用。
粘着式のように熱による剥がれ落ちの心配がないのが強みだ。
購入したのはこの2つ。
この組み合わせで、エブリイの場合は快適な位置にタブレットを配置することが出来た。
Teclast M30 Proの車載化まとめ
いくつか問題もあったが、エブリイで使っていた頃は大変便利で、なくてはならない代物だった。
大画面でナビは見やすく、操作性も良好。その他作業にもタブレットは汎用性が高い。
タブレットの車載化を検討している方はこの記事を参考にチャレンジしてみてほしい。