車内で夢の快適WiFi?カロッツェリアのDCT-WR100Dを購入。エンジンOFF時の対策もしてみた

世はインターネット時代。

娯楽という娯楽はインターネット経由で楽しむ場合がほとんどだ。

音楽、動画等々もダウンロードではなく、ストリーミング形式で利用することが主になった。

そんな世の中で、長らくインターネット不自由を強いられてきた場所がある。

そう、
車内である。

車内では固定回線を引くことは出来ず、何らかのモバイル端末に頼る形になる。

・Wimax2+
・携帯

といった回線だ。

どちらも大きなデメリットを抱えており、
Wimax2+は通信の安定性に欠け、3日10GBの制限付き。
携帯回線はプランによるデータ通信制限の問題がある。

そんな中、
ネット不便な車内に一石を投じる商品が発売された。

それがカロッツェリアの『DCT-WR100D』だ。

これは、
ドコモのLTE回線を利用し、データ通信容量の制限無しに利用することが出来る。

本体の電源も車のバッテリーから給電されるため手間もない。

まさに、社内における夢のアイテムとなりえる商品だろう。

今回は実際にこのDCT-WR100Dを購入し、利用してみた。

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DCT-WR100Dの良い点

動画視聴はフルHD(1080p)画質で安定視聴可能

実際に車内に取り付けてしばらく使用してみたが、youtubeやアマゾンプライム等の動画視聴において、フルHD(1080p)画質での安定した再生を行うことが出来た。

大容量のデータファイルをダウンロード等は厳しいが、通常の娯楽や作業用途においては充分である。

後部座席で暇をしている家族、友人も楽しく車内を過ごせるだろう。

通信契約の値段が格安

ネットを利用するからには契約が必要となる。

本体代は約2万円と少し。決して安くはないが、月額利用は安く抑えられる。

月契約で1,650円(税込)。

年契約で13,200円(税込)。

Wimaxを契約したときよりも安く、携帯回線の大容量プランよりも勿論安い。

 

ここで、
全ての費用を合計した月々のランニングコストを計算してみよう。

指定期間は3年。
本体の故障リスクから考えても妥当な年数だ。

本体代金22,900円(amazon調べ)
3年間の契約料金39,600円(税込)
2年毎のSIM料金5,500円(税込)

これを36ヶ月で割ると、月々1,889円となる。

数字にしてみると改めて実感する。やはりこの回線はお得だ。

DCT-WR100Dの気になる点

実際に使ってみていくつか気になる点も出てきた。

車始動時の立ち上がりに時間がかかる

車を始動してから実際にWiFiが繋がるまでに20秒程の時間がかかる。

これは、
DCT-WR100D本体が起動し、タブレット等の端末がWiFiを拾うまでの所要時間だ。

タブレットからのアプリで音楽をストリーミング再生している場合、すぐには音楽が再生されない。

また、WiFi接続後もタブレットでの音楽再生操作が必要となる場合がある。

ただ、これに関してはアプリのマクロ機能で対応出来る。

コンビニ等の小休止毎に本体の電源が落ちる

車種によってはエンジンストップ後もしばらくはバッテリーから給電されるタイプもあるが、小休止が長引き、しばらく時間が立つとDCT-WR100Dの電源もやはり落ちてしまう。

一日の駐車の中で、WiFiが繋がるまでに毎回しばらく待たなければいけない。

この時間でフラストレーションが溜まるのは、私がせっかちすぎるのだろうか。

※この対策は後述するソケットによって解決された。

長く停車していると通信が遮断される

エンジン始動後から30分後、そして走行後の停車時におよそ60分後に通信は遮断される。

これはDCT-WR100Dの通信が、あくまで『走行中』の車内用途となっているためだ。

そういった制限付きということもあり、他のネット回線よりも格安で利用できるのだろう。

ちなみに、制限は車で数百メートル走れば解除されるぞ。

車始動時の立ち上がり時間の対策

前述したエンジンストップ後の再起問題。

これには、このエーモンのOFFタイマー機能付きの電源ソケットを利用することで解決することが出来た。

このソケットは0/30/60分の三種のタイマースイッチを有しており、ケーブルを車の『常時電源』『ACC電源』それぞれに接続することで機能を発揮する。

常時とACCどちらにも接続することで、設定した時間が経過するまで、自動的にWiFiを繋いだままに出来るというわけだ。
時間経過後は常時電源部分の電源供給が機器から落とされ、バッテリー上がりの危険も無い。

このタイマー機能により、ちょっとした休憩後のエンジン始動から、本体起動までの時間という細かなストレスを無くすことが出来る。

ちなみに、
車内での待ち時間があったり、頻繁に乗り降りをする軽貨物宅配やフードデリバリードライバーにはかなりメリットが大きい。

基本的にはヒューズボックスから電源を取ることになるが、この商品は裸線が3本の状態で送られてくるので、自分で細工が必要になる。

黒のマイナス、赤の常時、青のACCとそれぞれカシメる必要をお忘れなく。

まとめ

私はこのWiFiを主に格安タブレットに繋ぎ、音楽再生とカーナビアプリに使っている。

最近は、
車に付属のカーナビよりも、ヤフー地図、ヤフーカーナビ、グーグルマップといったアプリの方がよっぽど優秀だからだ。

最新の道、最新のスポットが表示されるのは本当にストレスが無い。

本体代と月額利用という料金はかかってくるが、車内で過ごす時間が長い方は、このDCT-WR100Dを利用すると今よりもグッと快適に過ごせるようになるだろう。

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