ウーバーイーツの配達に必須となるのが、預かった料理を運ぶための保冷保温バッグだ。
多くの方がウーバーイーツ公式の専用バッグ(以下ウバッグ)を使っているのではないだろうか。
ピザ等の大型サイズの料理にも、バッグの拡張機能により難なく運べることができるすぐれものだ。
しかし、
このウバッグは基本的に自転車で運ぶことを想定して作られているため、軽貨物で使用するには邪魔な機能も多い。
今回、ウバッグを軽貨物仕様に改造することでかなり使いやすくなったので皆と共有しておきたくここに記す。
ちなみに、
このショルダーストラップ方式に変更したおかげで、持ち運び以外のメリットも得られる。
それが、
- 料理の受け渡し時にウバッグを地面に置く必要がない。
- ウバッグの上蓋部分を使って現金会計時の机代わりに使える。
軽貨物ウーバー配達員はウバッグを背負わない
自転車ウーバーがウバッグを背負って町中を走っているのは見慣れた光景になった。
しかし、
軽貨物の場合は移動中は基本的にバッグを背負うことはなく、車内に置くだけだ。

自転車用に特化されたこのウバッグには不要な機能が沢山あるのでそれらを排除しつつ、軽貨物仕様に仕上げていこう。
ショルダータイプのストラップを装着し配達の効率アップ
料理のピックアップとドロップの際にだけウバッグを持ち運ぶことになるが、リュックとして背負う程の距離でもない。
上蓋の取っ手部分を持つだけでピックアップ等はこなせてしまう。
しかし、
こちらの上蓋は構造上3方のマジックテープで固定されているだけで、マジックテープのつき具合と料理の重さ次第で蓋が開いてしまう恐れがある。
運んでいる料理が汁物だったり、寿司だった場合はワンミスでゲームオーバーとなる。
そこで、
ウバッグには本来付いていないショルダーストラップを改造で装着。

この改造により、リュックを背負う煩わしさと取っ手を持つ危うさ双方の不満から解消された。

このように、手軽に手に入るキーリングをウバッグの丈夫そうなところにぶっ刺したお手軽仕様だ。
ウバッグは生地が分厚いので、強度に全く問題はない。
ショルダーストラップのフック部分は万が一の事故を考えテープで固定。
ウバッグの不要な部分を排除し軽量化
ウバッグを持つときはショルダーストラップで全て事足りる事になったので、ウバッグの軽量化に取り掛かる。
持ったことがある人はわかると思うが、このウバッグはシンプルに重たい。

まずは不必要なリュックストラップ。

そして底面のバイクの荷台に取り付ける際に必要となるであろうホルダー各種。

どちらも軽貨物配達員には不要な代物だ。

これらを排除することで、かばんが箱状の塊となり、どこかに引っかかる事もなくなり配達の効率化&快適化へとつながった。
排除方法はハサミでジョキジョキするのみ。簡単!
まとめ
実はこの改造は、私がウーバーイーツの配達を始めて2日目に行ったものだ。
それほどに、
初日稼働でのリュックを背負っての所作は無駄が多く、ストレスを感じたのだ。
ショルダータイプに改造してからは、
上蓋にカルトンを置いたり、スマホのお会計画面を相手方に提示したりフル活用している。
あとはなにより、カバンを一度も地面に置かなくて済むのが良い。
ちなみに、現金会計時のカルトンは2個使いが最強。
その話はまたの機会に。
今回のウバッグ改造、軽貨物配達員の同志は是非とも試してみてほしい。
ではまた。