本格的にゲームをするためにゲーミング用PCを自作してみた

昨今の巣篭もり環境もあり、気になりだしたのがゲーム。

それも、
PSやSwitchといったコンシューマー系ではなく、PCゲーだ。

最新のPCゲームで使えるゲーミングPCを所持していなかったため、まずはそれを手に入れる必要がある。

過去に自作経験が何度かあるので、今回も自分でPCパーツを揃えて組んでみようと思う。

そしてせっかくなら、
ゲーム配信にもチャレンジしてみようと思い、配信用の機材もまとめて揃えてみることにした。

パーツはある程度こだわりを見せながら選んだので、自作PCの組み立てを検討している方は参考にしてほしい。

今回自作するPCのパーツ構成はこちら

各パーツのこだわりポイントも載せておこうと思う。

OSWindows10 Home 64bit
CPU
何年も現役で使えるように奮発して上位モデルを選択
intel Core i9 11900 BOX
マザーボード
M.2のカバー全てにヒートシンク付き
MSI MPG Z590 GAMING PLUS
GPU
ワッパ良好&高負荷のFPS系も高いフレームレート維持が可能
Palit NE63070S19P2-1041A LHR版
(GeForce RTX 3070 GamingPro OC 8GB)
RAM
ヒートシンク付き
Kingston FURY DDR4 3200MHz 16GB×2枚
ROMCFD CSSD-M2B5GPG3VNF (M.2 2280 500GB)
※後日ROM追加CFD EG2VNQ CSSD-M2O1TEG2VNQ (M.2 2280 1TB)×2枚
CPUクーラー
空冷の最高峰&最大級モデル
Noctua NH-D15
PCケース
メンテナンス性&静音性に優れる
Define 7 Compact White Solid
電源
現状構成では余裕を持った状態、PCI Express等のパーツ増築にも対応可能
RM850 2019 (CP-9020196-JP) 850WGold
OS『Windows10 Home』
CPU『intel Core i9 11900 BOX』
マザーボード『MSI MPG Z590 GAMING PLUS』
GPU『Palit NE63070S19P2-1041A LHR版(RTX 3070)』


※売り切れのため代替を紹介

RAM『Kingston FURY DDR4 3200MHz 16GB×2枚』
ROM『CFD CSSD-M2B5GPG3VNF (M.2 2280 500GB)』
CFD販売 PG3VNFシリーズ 500GB (読取り最大 5,000MB/秒) 【PlayStation5 動作確認済】M.2 2280 (NVMe) 接続 PCIe Gen4x4 内蔵 SSD 5年保証 CSSD-M2B5GPG3VNF
シー・エフ・デー販売
※ROM追加『CFD EG2VNQ CSSD-M2O1TEG2VNQ (M.2 2280 1TB)×2枚』
CPUクーラー『Noctua NH-D15』
PCケース『Define 7 Compact White Solid』
電源『RM850 2019 (CP-9020196-JP) 850WGold』

※新型出ました。↓↓

ゲーム配信用機材も紹介

ミキサー兼オーディオインターフェースヤマハ AG-03
マイクSHURE BETA58A
マイクスタンドPLATINUM MPC1 WH
ミキサー兼オーディオインターフェース『ヤマハ AG-03』
マイク『SHURE BETA58A』
マイクスタンド『PLATINUM MPC1 WH』

自作PCを実際に組み立てていく

過去に何度か組んだことのある自分の記憶を頼りに組み上げていくので、正しい順序とは少し異なっている場合もある。

ただ、
一度でも自作PCを組んだことがある方なら分かると思うが、自作といってもやることは、数える程度のPCパーツを、決められた場所にハメていく程度の作業だ。

とくに特別な技術は必要なく、その手間だけでBTOやメーカー物を買った場合よりも遥かに安く、同スペック以上のPCが手に入る。
それに加えて、PC本体の知識も手に入り、メンテナンスも自分で行えるようになるという、なんとも一石三鳥の行為なのだ。

是非一度、自作PC未経験の方はチャレンジしてみてほしい。

1.PCケースの構造を確認

このPCケースはよく出来ていて、工具を使わずに側面&前方のパネルを外すことができる。

それに加えて、
このパネル内側に貼り付けられた吸音材が、PCの駆動音を吸収し、静音化に一役買ってくれるというわけだ。

2.マザボを取り出してメモリ&SSDを装着

まずはマザボ箱と袋から取り出す。

そしてメモリとSSDを装着。

どちらも後からでは装着しづらくなってしまうため、この作業を一番に行おう。

3.CPU&CPUクーラーを装着

次にCPUとCPUクーラーだ。

CPUをソケットに装着し、CPUクーラーの台座部分も取り付けよう。

グリスを適量塗布。

そしてCPUファンを外したCPUクーラーを上から装着し、ネジ止めすればOKだ。

私はこのタイミングでCPUクーラーを付けたが、電源各種の装着がしづらくなったため、あまりいい順番ではなかったかもしれない。

ネジ止め後はCPUファンを再度取り付ける。

手順『6』のケーブル各種を装着の内、CPUクーラーに近接するケーブルを先に取り付けるのもあり。

※本来はこのタイミングのいわゆる『最小構成』で起動確認を行うのが良い。私は面倒で飛ばしてしまったが…。

4.マザボをPCケースに装着

落とさないように慎重に、マザボをPCケースのネジ穴を参考に装着する。

5.グラボをマザボに装着

最近のグラボはアッパーミドルクラスでも本当に大きい。

端子に差し込み、PCケースに固定しよう。

6.電源&電源ケーブル各種を装着

マザボ、CPU、グラボそれぞれの電源を供給するために、決められた場所にケーブルを装着していこう。

そして、PCケースの電源スイッチやUSB端子用ケーブル等も忘れずに装着していく。

先にCPUクーラーを取り付けたことで、このCPU電源部分が大変だった。

7.起動確認とパーツ認識でUEFIを開く

PCを自作するにあたって、少し緊張感のある瞬間。

それは、初めての起動だ。

そして起動後も正しくパーツが認識されているかを確認する。

今回も無事に全てのパーツが正しく認識された。

8.USBメモリーからOSをインストール

ここまでくればもう安心。

後はあらかじめ用意しておいた、USBメモリーからOSをインストールし、各種ドライバーも取り入れていく。

ちなみにWindowsOSのダウンロードページはこちら

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11

補足.Noctua NH-D15とDefine 7 Compactのクリアランス

参考までに、
このCPUクーラー『Noctua NH-D15』は空冷タイプ最大級だ。
それに対して、『Define 7 Compact』はミドルタワーPCケースに属する。

クリアランスはギリギリで、メモリの種類によってケース内に収めることが出来るかが変わってくる。

というのも、CPUクーラーのファンの一つがメモリと干渉するため、メモリの高さ分上にズラさなければいけないからだ。

なので、メモリのヒートシンクがもっと大きければ、このケースには収まっていなかった可能性もある。

全く同条件であれば問題ないが、好みによってメモリの種類を変更する場合はメモリのヒートシンクの高さには注意してほしい。

Ex.後日追加でM.2 SSDを2枚導入

最近のゲームの容量を甘く見ていた。

いくつかゲームをインストールして気づいたのが、500GBではとても足りないということ。

という事で、追加でM.2 SSDを1TB×2枚を導入することにした。
これにより合計2.5TBの容量を確保することができる。

初めの500GBを主にOS用とし、残りの2TBをゲーム等のソフトインストール用に使おうと思う。

まずはグラボをマザボから取り外し、M.2 SSD用のヒートシンク兼カバーを取り外す。

2枚装着し、固定。

カバーを取り付ける際に、フィルムを剥がすのを忘れずに。

カバーを付けたら、グラボを再度取り付け、配線して終了。

UEFIにて認識を確認できればOKだ。

自作でゲーミングPCを久しぶりに組んでみた感想

今回、ゲーミングPC用としてPCを組んだのはかなり久々だった。

パーツ各種の購入にあたって一番驚いたのが、GPUの値段の高騰具合だ。

RTX3070は最新モデルの中ではアッパーミドル、いわゆる中堅性能程度のGPUである。
にもかかわらず、その値段は市場最安値帯で約10万だ。

一昔前ならGPU単体に10万も払えば最高クラスのGPUが購入できたはず。

この価格の高騰には様々な要因が絡んでいるようで、

  • 世界的疾病の流行による半導体の不足
  • 自宅待機者増加によるゲーミングPC需要の増加
  • マイニング需要

と、目立った所だとこんな感じだろうか。

値段を見て躊躇してしまう程であったが、時代は時代。そういうものだと割り切ってしまった方が気が楽だと思う。

幸いにも、現在はLHR版というマイニング性能が制限されたモデルが供給されてきているため、ゲーミング用途でGPUを購入するには少しばかり値段も落ち着いてきている。

PC関係は世代交代が早く、待っているとどんどん新しいモデルが発売されていく。

そのため、
一体何時が買い時なのか思い悩んでしまう方も多い。

そんな方のためによく言われる、使い古された言葉だが、『欲しくなったときが買い時』なのである。

遊びたいゲームがあり、そしてそのためにゲーミングPCが必要なのであれば、思い切って自作PCをチャレンジしてみるのもありだろう。

皆の健闘を祈る。

OS『Windows10 Home』
CPU『intel Core i9 11900 BOX』
マザーボード『MSI MPG Z590 GAMING PLUS』
GPU『Palit NE63070S19P2-1041A LHR版(RTX 3070)』


※売り切れのため代替を紹介

RAM『Kingston FURY DDR4 3200MHz 16GB×2枚』
ROM『CFD CSSD-M2B5GPG3VNF (M.2 2280 500GB)』
CFD販売 PG3VNFシリーズ 500GB (読取り最大 5,000MB/秒) 【PlayStation5 動作確認済】M.2 2280 (NVMe) 接続 PCIe Gen4x4 内蔵 SSD 5年保証 CSSD-M2B5GPG3VNF
シー・エフ・デー販売
※ROM追加『CFD EG2VNQ CSSD-M2O1TEG2VNQ (M.2 2280 1TB)×2枚』
CPUクーラー『Noctua NH-D15』
PCケース『Define 7 Compact White Solid』
電源『RM850 2019 (CP-9020196-JP) 850WGold』

※新型出ました。↓↓

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