ずっと頭の中の欲しい物リストにはあって、なんだかんだで買うに至らなかった。
そんな絶妙に微妙な立ち位置にいる『真空パック器』。
基本ZipLockで問題ないんじゃないかなと思い購入を先送りにしてきたが、『低温調理器』を購入したのをキッカケについに『真空パック器』も手に入れる事に。
購入した真空パック器は、
Amazonで人気上位の『フードシールド』。
この真空パック器を選んだ理由と、実際の使い勝手をご紹介。
水物対応により故障の不安が少ない
専用のロールを使う真空パック器の大半は、水物NGである。
というのも、空気を吸い取った際に余分に吸った水を排出する機構が無いためだ。
そうとは知らずに、安価な羊羹型の真空パック器を買って後悔する人も少なくないだろう。
生肉など、一見水物に見えないものでも、汁気を多く含んでおり、脱気の際に肉汁を吸い込むのは避けられない。
安価なロール式の製品の場合、それが故障の原因にもなり得る。
それに対して、フードシールドはノズルから吸いこんだ水分を専用の集水カップに排出することができ、安心して水気の多いものも扱える。
肉、魚などをパックした後は、付属のチューブで水を吸い込んで内部を洗浄するのが望ましい。
高価な専用ロール不要で経済的
比較的安価な真空パック器の場合、袋には専用の物が必要になる。
ロール状になっており、シボ加工がされているものだ。
どのメーカーのロールを使うにしても、5Mのロール1本につき600~800円程のコストがかかる。
日常的に真空パックを使っていれば、その費用もバカにならないだろう。
それに対して、
フードシールドは上記のような専用のものは必要がない。
ナイロン製でも、ポリ製でも、脱気し圧着することが出来る。
スーパーで手に入るようなポリ袋でも問題はないが、強度の面からみてある程度丈夫なナイロン製の袋を使用したほうが良いだろう。
オススメの袋はやっぱり艶美人
フードシールドでは彊美人というナイロン袋を推奨しており、私自身も愛用している。
専用のロールと彊美人をメートル単位でコスト比較した場合、その差は5倍以上となる。
(もちろん彊美人の方が安い)
※この機種の圧着は幅が広く、まだ失敗したことはない。
フードシールドは純正の交換部品が安価に手に入る
こういった製品で気になるのが、耐久性だ。
せっかく購入した真空パック器も、一緒に買った保存袋を使い切る前に壊れてしまっては興ざめも良いところだろう。
真空パック器が故障しやすそうなポイントとして、
- 脱気(空気を抜くこと)
- 圧着(袋に封をすること)
の2点だ。
考えられる故障部品箇所は複数あるが、フードシールドはさまざまな交換部品をAmazonにてしっかりと販売しており、わざわざメーカーに修理依頼を出さなくてすむ。
メンテナンスは工具いらず
固形物をノズルから吸い込んでしまった際も、工具不要で蓋を開けて取り除くことが出来る。
安価な中華メーカーだと壊れたら最後。
アフターサービスは期待できず、交換部品も手に入る余地はない。
フードシールドの少し気になる点
そんなメリットの多いフードシールドだが、実際に使ってみて気になる点もいくつか存在する。
1.脱気には少しコツが必要
吸込口が専用のノズル状になっており、脱気時にここが袋に密着してくっついてしまうと、うまく空気を最後まで抜くことが出来ない。
コツとしては、
①両手で袋を動かしながら脱気する
②中身のスペースに余分がある場合は、ノズル側に寄せる
この2点に気をつければ上手く空気を抜くことが出来る。
※鳥肉達も平べったいハンペン状に。
2.本体に電源のON/OFFが無い
私自身は、フードシールドを使い終わったらコンセントを抜いて収納しているためあまり気にならない。
しかし、
コンセントを差したまま置いておく場合は、電源がONの状態となる。
その状態が気になる場合は、コンセントを差し込む側にON/OFF機能のあるタップを使う必要がある
まとめ
※ノズルがウィィンと出てくる動きが愛おしくなれば、あなたも立派な真空パッカー。
真空パック器は現在様々なメーカーから商品が出ており、価格も大きく異なる。
そんな中で、
私は価格が1万を超える比較的高価な部類のフードシールドを選んだ。
選んだ理由のまとめとしては、
- 水物OK
- 汎用袋OK
- 交換部品有り
- 国内販売業者
の4点だ。
購入して使ってみて、今となっては冷蔵にも冷凍にも保存にはこのフードシールドがかかせない。明らかに食品の持ちが違う。
真空パック器の購入を迷われている方は、
この記事が1つの判断材料になればと思いここに記しました。
最後までお読みいただきありがとうございました!