鳥の胸肉を人生でこれほどまでに柔らかく、みずみずしく、まるで上質な刺身のように食べられる日が来るとは思ってもいませんでした。
普段、鳥の胸肉を食べていて、もっと美味しく食べられないか、そのパサパサ具合をなんとか出来ないかと考えていたあなた必見。
『低温調理器』
この魔法のアイテムで鳥の胸肉が別次元の食べ物へと変貌します。
※シンプルな機能なので、基本的に低温調理器と謳われているものであれば大差はありません。
ただし、選ぶ際のチェックポイントとして、
- ワット数が高いモデルの方が適温にするまでの時間が速くなる
という事を考慮しましょう。
1200Wのハイパワータイプ
低温調理器で作った鳥の胸肉はこちら

もはや鳥の刺身。
そこにはパサパサのパの字も存在しない新世界。

断面は、水分を失わず筋繊維のみがほぐれた状態の鳥の胸肉。
もはや普通に焼いたパサ胸肉とは全く別の食べ物といっても過言ではないです。
いやほんと。
低温調理器を購入したらまず真っ先に試して欲しいのが鳥の胸肉。感動モノです。
確認しておきたい低温調理ならではのリスク - 食中毒
基本的には、
ルール通りの温度と時間を守って調理すれば、細菌死滅に失敗してトイレで苦しみ、のたうち回ることは無し。
不安な方は最初のうちは所定の時間+30分ほど余分に調理しておけば、心の安らぎが得られるかと。
ちなみに上記のプルプル鳥胸肉は60度で1時間50分漬けました。
攻めればもっと低音&短時間で食べられますが、余裕を持ってこの設定にしています。この温度と時間でも凄まじい柔らかさですよ。
低温調理器を導入して2年以上は経過しましたが、余裕を持った温度&時間設定をしているおかげか、食中毒にやられた事は無し。
低温調理器×真空パック器の組み合わせで鬼に金棒

低温調理器を買ったら、とりあえずはZiplockで大丈夫。
水に浸けて上手いこと空気を抜いていったら、低温調理できるぐらいには空気が抜けるので。
まぁでも毎回、
- 水が入らないように空気を出しつつチャックを閉める
っていうのが数が多いと面倒になります。
60度ほどに温まったお湯はしっかり空気を抜こうと頑張ると、手が熱い思いをする事になります。
ってことで、
低温調理器を買ってから、これは使える!と。使い続ける気持ちになったら『真空パック器』を導入しましょう。
ちなみに私は、『フードシールド』という水物対応の物を導入。
これのおかげでパックの面倒さからも開放され、調理後の保存も長期間&便利になりました。

あと、ZipLockを消費しまくる経済コストからも…!
低温調理用の容器
大きめの鍋でも何でも良いんですが、私は低温調理専用のプラ容器を置いて使っています。
低温調理って具材によっては長時間漬けたままにしたりするので、出来れば準備したほうが良いかと。
私は可能な限り、上に逃げる蒸気を閉じ込めたかったのでコレ↓を低温調理器が入るようにカットして自作しました。


が、カットのサイズ合わせがけっこう大変だったので、普通に専用で売ってるやつを買ったほうが良いです…!

オススメはこちら
それの蓋
まとめ
低温調理器が作れる料理の幅は思いのほか幅広いです。
今回紹介した鳥の胸肉の他にも、今まで家庭レベルでは調理が困難だとされてきたメニューが、途端に料理初心者レベルでも可能な領域に降りてきます。
- ローストビーフ
- 温泉卵
- なめらかプリン
等々は、本来厳な温度管理・時間管理が必要だったもの。
これらが自宅で、しかも放置で出来てしまうという低温調理器。
もじ、まだ持ってないならこれからの食事が激変すること間違いなし。