このトゲトゲした形からいかにも威圧感があるマッサージ器具、
その名も『ビースティ・ボール』。
背中をほぐすセルフアイテムと言えば、既にランブルローラーや骨盤職人と言った、優秀な布陣が揃えられています。
そんな中で、
このビースティ・ボールはどこに効くのか。
それは、
背中の肩甲骨内側部分(菱形筋)
をダイレクトにほぐすことが出来ます。
この菱形筋に関してだけは、ランブルローラー&骨盤職人を凌ぐほど、背中の奥にぐいぐい食い込みます。
その他のマッサージ器具じゃ物足りない!背中の高刺激器具の最高峰
どうしても肩甲骨の内側、その内部(菱形筋)がほぐしきれないと感じている場合は、このビースティ・ボールは解決の一つになるかもしれません。
ただし、固いトゲトゲが容赦なく背中にめり込んでくるので(緑のハードタイプは特に)、慣れてないと痛みしか無いと思います。それぐらいグッと入ってきます。
ビースティ・ボールはピーキーな性能。万能タイプならランブルローラーを選択
もしランブルローラーをまだ使ったことがなかったり、持っていない場合は、まずはランブルローラーを手に入れることをオススメします。
ランブルローラーは、ビースティ・ボールよりも身体の背面を満遍なくほぐすことが出来ますので、1本あればかなり役に立つはずです。
その上で、物足りなければ、ビースティ・ボールを検討しましょう。
腰・お尻を重点的に狙いたいなら骨盤職人を選択
ビースティ・ボールでも腰・お尻をほぐすことは可能ですが、腰・お尻に関しては『骨盤職人』に軍配が上がります。
効率的にしっかりと腰・お尻をほぐしたいのであれば、骨盤職人を選びましょう。
菱形筋が固まると、前肩・猫背になり背中の慢性疲労の原因に
特に、座り仕事だったり、前かがみで描く仕事をしている方は菱形筋は重点的にほぐしたほうが良いです。
長時間の間背中を丸めたままにすると、もちろん肩甲骨は前方に開いた状態のまま固定されます。
それと同時に、菱形筋も伸ばされた状態になります。
この状態が長く続くと、菱形筋が伸びたまま固まってしまい、次第に前肩になったり、猫背になったりしてしまいます。
そうなると、背中に何かしらの違和感や痛みが訪れるのは時間の問題。
ビースティ・ボールで定期的に背中・菱形筋のコリをほぐしてあげましょう。