スケートボード、インラインスケート、BMXなどなど、いわゆるストリート、エクストリーム系の乗り物全般には各関節を保護するプロテクターの装着が推奨されている。
特に、
膝・肘・手首の3点はしっかりと保護しておきたい。
(取り組むスタイルによってはヘルメットも必須)
しかし、
初めてストリート系の乗り物を始める場合は、インラインスケート、スケートボート、BMXなどの本丸を手に入れるのは必須で、
それと同時に、
プロテクターにもしっかりとお金をかけられるって人は少ないんじゃないかなと。
そういった理由で、生身のまま乗り初めてしまう人も一定数いるんじゃないかと思います。
ただ、そういう場合は大抵の場合思わぬ転倒をして痛い目を見ることになるでしょう。
時にはそれきっかけで辞めてしまうなんてことも。
…それはあまりにも切ない。。
だったら、
初めはブランドに拘らずに、必要十分な保護性能を持ったノーブランド品でも良いんじゃなかろうか。
1000円台のプロテクターは正直ショボすぎる。しかし、2000円台なら見た目、質も及第点
Amazonとかで検索したらまず安くて売れてるのがこれ↓↓
結論から。
- ズレる
- 大人が派手にコケたら秒で壊れる
つまり、硬い地面に身体を削り取られる事必須。
膝、肘ともにプロテクター本体の上下にズレ防止のバンド(身体に巻くためのゴムバンドのことじゃない)部分が無く、筒状にはめられるスリーブ状にもなっていない。
だから、動いてるとズレちゃいます。
また、徹底的に安く作られているので、多少乱暴に扱おうもんなら弾け飛びます。
あと見た目が大人がつけるにはちょっとダサい。
(この辺は気になる人だけ)
それに対して、
2000円台まで予算を上げると見た目・性能の選択肢は大きく広がります。
こいつらだったら、
- 膝・肘にズレ防止のバンド部分あり
- プロテクター面が大きい
- 手首の甲側も芯あり
といった感じで、安物よりというより、ストリート系メーカーが作るプロテクターに近いです。
あと何より見た目が格好いい。
同じ安物だけど、
予算を数百円上げるだけでこんなに違うものが買える。
だったら、下手に最安の物を買うより2000円台のプロテクターを検討してほしい。
実物はこんな感じで、販促写真と差異は無いです。
(購入当初)
膝部分のロゴの『R』の部分がもとから剥がれてたのはご愛嬌。
ロゴはアルミで貼り付けられてるだけなので、これは地面で削ったらすぐに剥がれます。
気になる縫い目部分も及第点。
筒状に装着できるので、ズレにくい。
(ただしここのゴムの縫い目部分が一番弱い)
上下のバンドのみで装着も可能。このバンドも伸縮性あり。
まずは、
この割安品のプロテクターを消耗しきるまで使って、まだまだ乗り続けていたら、その時はストリート系メーカーのしっかりしたやつを新調っていう選択肢を提案したい。
むしろ初めの方は、間違いなくコケまくるのでどれ買ってもボロボロになると思われます。
その際に、下手に高いプロテクターだと傷つけたくなくて思い切った動きが出来ない、なんて本末転倒になるかもしれないので。
ちなみに今回おすすめしたプロテクターはサイズがS/M/Lとあるので子供/大人女性/大人男性の多くがサイズを合わせられるかと。
子供~細身女性
女性~細身男性
男性
もちろん、
しょっぱなからストリート系メーカーのプロテクターを揃えちゃうのも全然アリ!
下にメーカー別にまとめました↓↓
その他メーカー別本格プロテクターまとめ
K2
ブランド良し、見た目も1000円代の物と比べたら良し。
ただ、値段が約4000円と初めてで買うには少し悩ましい。
PRO-TEC
今回購入したノーブランドのプロテクターが猛烈に意識しているであろう『PRO-TEC』。
デザインは遠目からだと分からないんじゃないかなってぐらいそっくり。
このPRO-TECはストリート系のプロも使うブランドだけあって、膝・肘・手首と揃えると10000円程かかっちゃいます。が、品質はお墨付き。
↓ユースサイズ↓はコンボパックで大人より少しお安め。
TripleEight
ノーブランド品とプロテック等の上級品の間ぐらい。
ミリタリーっぽい見た目は好み。
他にもPowerslideとかennuiといったYoutubeでよく出てくる良さげなプロテクターはあるけど、Amazonでは見つからず。
しかし、こういう格好いいのは往々にして高いのが相場である。
ストリート系メーカーのプロテクターが厳しくても2000円だけ頑張って出してこれを買おう
やっぱりメーカーのは高い。
でも何もつけずに始めるのは、地球に身体を捧げに行っているようなもの。
って事で、最初のノーブランド品を再度オススメしときます。
大人の基本は肘・膝・手首の3点セット
基本的には肘・膝・手首の3箇所をしっかりと守れてれば、普通に滑るぶんにはそうそう痛いことにはなりません。
ただ、パークに行ってエア系をやるなら、必ずヘルメットを着用しましょう。
そもそも、しっかりした施設だとヘルメットを着用しないと利用出来ないので。
子供にはヘルメットを含めた肘膝手首頭の4点セットを必ず装着
ただし、
子供の場合は必ず、肘・膝・手首・頭の4点セットを基本としましょう。
子供の場合、転倒時に首の筋力が足りずに頭を支えきれません。
それに、
体格差のある他の人とぶつかった場合は文字通り弾き飛ばされますので、子供からしたら車にはねられるような物です。
後頭部、側頭部を打ち付けてしまう恐れがあるので、少し遊ぶだけでも、ヘルメットはつけるようにしましょう。