本格的なゲーム環境を整えたシリーズ。今回はこちら。
Razer ゲーミングマウス『Viper Ultimate Mercury White』
Razer ゲーミングキーボード『BlackWidow Lite JP Mercury White』
PCゲーを遊ぶに欠かせない、マウスとキーボードだ。
PCゲーをするのであれば最も気になるデバイスではないだろうか。
Razer Viper Ultimateの評価
1.ワイヤレスモデルながら、応答速度がトップクラス
ワイヤレスマウスに限定した結果ではなく、有線マウスも込みの位置づけだ。
もはや無線が有線に速度で劣るという時代では無くなってしまったのだろう。
このマウスを使って相手にクリック反応速度で負けるということは、それはもはや道具ではなく自分自身の能力の問題ということになる。
2.チャタリングになる心配がない
従来のマウスであれば、ゲーミング用にハードに使っていればいずれ「チャタリング」と言われる不具合に直面する。
チャリングとは、
マウスをシングルクリックしたときにダブルクリックの挙動をしてしまったり、そもそもクリックに反応しなかったりする現象のことである。
要はクリック部分の寿命ということだ。
このRazer Viper Ultimateは、その従来の仕組み(メカニカル式)とは違う、「オプティカル」式を採用しており、このチャタリングが構造上起こり得ないらしい。
ほんとか?ほんとだったら半端じゃねぇ!
このチャタリングはゲーマーなら誰しも苛立ちを覚えるもので、回避できるならぜひ回避したいはずである。
3.専用のソフトにより細かな設定変更が可能
見た目の効果変更は勿論、左右に配置されている合計4つのボタンはこのソフトで設定することが出来る。
DPIも好みの感度をこのソフトで調整しよう。
4.充電は台座に乗せるだけのお手軽設計
充電に関しては本当に素晴らしい。
ほとんどのワイヤレスマウスが、充電するにはケーブルを自分で装着しなければいけないが、このRazerマウスは別売の台座に乗せるだけで完了だ。
充電行為は意外と面倒だ。
だが、面倒がって万が一の時に充電切れにならないためにも、このように手間なく充電出来るのはゲーミング用途としてはありがたい限りだろう。
5.なんといっても見た目がいい
そして何より、見た目がかっこいい。
特にゲーミングマウスに希少なホワイトカラー。
長く使ったときの劣化が少し気になるが、それはそれ。
買ったときの所有欲を優先した。
Razer BlackWidow Lite JPの評価
1.キーストロークは深め
ゲーミング用キーボードとしては標準か。
作業用に使われるような薄型のキーボードを使用してきた方にとっては少し戸惑う深さかもしれない。
あとタップ音も結構大きいので注意。
付属のOリングを使用すれば、そのどちらもある程度改善することができる。
2.テンキー無しなので作業用にはあまり向かない
正直に言うと、オフィスワーク等の作業にはあまり向かない。
というのも、
文字を打つ等のタイピングは、やはりキーストロークが浅めの方が有利だし、テンキーが無ければ数字入力速度に差が出てしまう。
あくまで、ゲーミング用のキーボードとしての機能が追求されている。
なので、
現在持っている作業用のキーボードがあるなら、それらは処分せずに使い分けることをおすすめする。
このRazer BlackWidow Liteはコンパクトなサイズなので、それほど取り回しには苦労しないだろう。
3.専用ソフトによるカスタマイズ性が良い
マウスと同じソフトを使って、このキーボードも簡単にカスタマイズすることができる。
キーバインドを変更したり、一部のキーを無効にすることも可能だ。
本来であればゲーム内で使用することが出来ない『A』左の『CapsLock』や『無変換』といったキーをこのソフトを使うことで必要な操作に使用することができる。
そして、致命的な『Windows』キーもこのソフトによって無効にすることが可能だ。
まとめ
今回PCゲーム環境を整えるにあたって色々と調べた結果、キーボードとマウスはRazerで統一する形となった。
マウスに関してはワイヤレスだとRazerかLogiの2強といったところだが、自分は上記のメリットからRazerを選択。
マウスがRazer。ならばと、せっかくなのでキーボードもRazerで選ぶことにした。
色もゲーミングデバイスでは珍しい白色で、デスク周りの雰囲気が一新されたように感じる。
値段的に決してお安くはないこの2つだが、今回のレビューが何か参考になれば幸いだ。