自宅でどうやったらフロントレバーを練習できるだろうか。
理想を言えばパワーラック。ちょっと妥協してチンニングスタンド?でもやりづらそう…。というか部屋のスペースめっちゃ取るし…。
と思いながら色々調べてみた結果、
最終的に『ディップスタンド』という器具に辿り着きました。
名前の通りディップスという種目向けの器具なんですが、使い方次第でフロントレバーの練習に使えます。というか、それ以外にも出来る種目がたくさん。
実際使ってみて、想像以上に便利な代物でした。
このディップスタンド、自宅でのトレ方法にお悩みの方必見です。
ディップスタンドでフロントレバーを練習する方法
ディップスタンドを購入したら2セット付いてきます。
フロントレバーを練習する際は、このうちの1つだけ使用。
そのフロントレバーの方法は、
- スタンドの下に潜り込む
- バーを下から掴む
- あとは身体を起こすだけ
スタンドの高さが絶妙で、フロントレバーを行っていると地面に当たりません。
(顔が必死で酷すぎたので自主規制。そして水平になっとらん!!)
水平を保てずに身体が落ちると床に不時着する感じです。
両足を伸ばすフロントレバーがきつい場合は、片足レバーで練習。
ちなみに私が購入したLeading Edgeのディップスタンドは高さが2段階設定できるので、身長が高い人(180cm以上)は高い方に設定すればOK。
私(173cm)は低い方で問題なかったです。
ちなみに持ち手は結構太め。
パワーラックやチンニングスタンドよりも場所を取らず省スペース
パワーラックやチンニングスタンドは確かに魅力的。
でも、
物が大きいので部屋のスペースをめちゃくちゃ取るんですよね。
1部屋を丸々トレーニング部屋に使えちゃう環境であれば良いんですけど、そうでなければスペース的に厳しい。
その点、ディップスタンドは部屋のスペースを占拠しません。
使う時に設置して、
使わない時はひょいっと端っこに片付けておけます。
そんな省スペースで使えるディップスタンドですが、チンニングスタンドと比べても出来る種目の幅は見劣りしません。
せいぜい身体を伸び切った状態でのチンニングが出来ないぐらいですが、工夫次第でディップスタンドでもチンニング系の種目もすることが可能です。
その他の高強度種目も練習できる
フロントレバーだけでなく、その他の高強度な自重種目も練習できます。
私も練習中です!一緒に頑張ろう!!
プランシェ
最強の自重種目との呼び声も高い「プランシェ」。
三角筋、大胸筋、広背筋、大円筋といった上半身の筋肉をフル動員すると同時に、腰から足先までの姿勢を維持するための強さも必要となる高強度種目。
バックレバー
脇を締めるコツを掴めれば、その見た目に反してプランシェ・フロントレバーよりも強度の低いバックレバー。
ただし関節の負担には注意。
フロントレバープルアップ
美しいフォームで、とても参考になるフロントレバープルアップ動画。
これらの種目を全て、ディップスタンドで練習できます。
チューブを使った補助練習も可能
チューブをディップスタンドと身体にひっかけて、補助をつけて練習することも可能。
チューブを使うメリットとして、
- 完成されたフォームでの力の入れ方を体感できる事
にあると思います。
どういった力を込めれればそのフォームを維持できるのか。それが分かれば後はその部位を強化するだけです。
ディップスタンドが転倒しないように安定性のあるメーカーを選びたい
ディップスタンドは様々なメーカーから発売されてます。
比較的シンプルな構造でも、作りによって安定性が変わってきます。
安定性を考慮する際に特に気をつけたいのは、
- 土台部分の足の長さ
- 土台部分の足の形状
になります。
いわゆるこの部分。
私が使っているLeading Edgeのディップスタンドは足の長さが実寸43cm。長方形の土台になっているので、安定性はGOOD。
メーカーによってこの足の長さが短かったり、安定性に欠けるものがあるので注意。
出来れば足の長さが30cm台のものは避けて、40cm以上のものを選びたい。
このように、支点が偏った構造になっているのもおすすめ。
長い方を身体側にすると安定してひっくり返りにくいです。
これとかは連結できるけど、実際の足の長さはかなり短いのであんまりオススメ出来ません。連結すると扱いづらくもなりますもんね。
ディップスタンドごとひっくり返って後頭部や腰・お尻を強打してのたうち回りたくない人は足長めをチョイスしましょう!!
まとめ
買うまではディップスとフロントレバーが出来れば充分かなと思っていましたが、想像以上にバリエーション種目が行える事に気づきました。
自宅で本格的に鍛えたい。…でもそんなにスペースは使いたくない。
って人にはこのディップスタンド、かなりオススメの一品です。